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高速部分めっき補修

特長

機械から分解せずに現場にて補修が可能
熱歪みの発生がない
皮膜が硬く耐食性に優れている
現地にて施工する為、工期が短縮でき、コスト(分解コスト、搬送コスト)が削減出来ます
皮膜耐磨耗性に優れています
ピンホールがなく耐食性があります
皮膜厚みのコントロールが可能です

高速部分めっき法とは

電気化学を応用した部分電着肉盛法です。
めっきの原理とほぼ同じ方法ですが、めっき槽を用いず、部分的に電着肉盛ができ、しかも現場施工が可能なシステムです。主に部分補修に適しており、従来の補修でよく使用される溶接と比べ、熱歪みの発生がなく、密着力も槽めっきと同等です。

被膜特性

密着力
部分めっきの密着力は非常に優れています。
鋳鉄、ステンレススチール、銅、耐熱ニッケル鋼などへ、めっきする場合に槽めっきと同等です。 テンレス鋼、クロムのようなめっきが難しい材質にもめっきが可能です。
耐食性
絶えず素材表面をソフトに研磨しながら積層するため、得られるめっき層は、アモルファス(非結晶質)です。
気孔が少なく緻密で、また素材に達するピンホールが生じる恐れもないため、耐食性に優れています。
硬度
表面を絶えずソフト研磨しながら積層するため、緻密になり被膜硬度が硬くなります。

被膜特性

部分めっき
溶接
溶射
槽めっき
厚さコントロール
不可
不可
密着性
熱歪み
なし
頻繁
時々
なし
熱亀裂
なし
頻繁
時々
なし
肉盛速度
密度(気孔率)
可搬性
可(条件付)
※ニッケル・銅・亜鉛・錫・金・銀・ニッケル合金等施工できます。

実績

  • ロッドめっき剥がれ補修2024/04/12ロッドめっき剥がれ補修Click
  • クレーン車アウトリガさび補修2024/04/12クレーン車アウトリガさび補修Click
  • 縦型シリンダーロッド傷深さ2mm2023/12/28縦型シリンダーロッド傷深さ2mmClick
  • 8m油圧シリンダー傷補修2023/11/158m油圧シリンダー傷補修Click
  • シャフト錆補修2023/11/15シャフト錆補修Click
  • 油圧シリンダー全周傷補修2022/11/18油圧シリンダー全周傷補修Click